スハルト・ファミリーの蓄財

定価 2,200円(税200円)
販売価格 2,200円(税200円)
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<目次> 序章 スハルト・ファミリーの蓄財と日本  1 大富豪スハルト  2 蓄財疑惑と財団(ヤヤサン)の存在  3 見逃せない日本の関与  4 膨大な情報を分析して調査 第1章 スハルトの「開発の時代」  1 スカルノ、スハルト、ハビビ、メガワティ  2 スハルトの「開発の時代」  3 開発と暴力  4 スハルトとそのファミリーたち 第2章 スハルトの蓄財術  1 一九五〇年代に身につけた錬金術  2 ティエン夫人の登場  3 蓄財を告発する学生の闘い  4 強引に造ったタポス牧場  5 ファミリーと華人政商と  6 「搾乳牛」としてのプルタミナ  7 ファミリーの蓄財方法 第3章 ファミリー企業と財団、クローニー  1 蓄財総額は約八兆円  2 スハルトとティエン夫人の蓄財  3 娘・息子・孫の富とビジネス  4 二人の義兄弟  5 クローニーとしての華人財閥  6 KKN体質も引き継いだハビビ 第4章 これがファミリー・ビジネスだ  1 食べる  (1)サリム・グループが握る小麦粉・食品  (2)クローニーと食糧調達庁が結託する米輸入  (3)孫の会社に与えた無茶苦茶なアルコール課徴権  (4)トミーの介入で混乱した丁子ビジネス  2 動く  (1)兄弟が争った「国民車」計画  (2)トゥトゥットが仕切る有料道路  (3)不透明な地下鉄建設  (4)ハビビが推進した国民と無縁の航空機開発  3 暮らす  (1)バンバンやティティックが法を曲げて造るショッピング施設  (2)銀行の極度の私物化  (3)運転免許証や住民登録証まで私物化するトゥトゥット  (4)言論統制の手段としてのメディア  (5)「スハルトのお墨付」で始まった水道の民営化  (6)ディズニーワールドからつばめの巣まで孫ビジネス  4 造る  (1)ボブ・ハサンがほしいままにしてきた合板輸出  (2)相次ぐ不法な不動産・土地開発  (3)武器ビジネスで国軍を怒らせる  (4)鉱山開発企業に多くの優遇措置  (5)流用された森林再生基金  5 東ティモールにおけるスハルト・ファミリーの利権 第5章 日本=インドネシア癒着とODA  1 スハルト体制を支えてきた日本  2 きわめて強い日本=インドネシア関係の構図  3 賠償からODAへ  4 渡辺美智雄の疑惑  5 「ミスター・ジャパン」ギナンジャーナルのビジネス 第6章 日本のビジネスとの深い関係  1 暴露された日本企業のリベート・鉄建建設、鹿島など  2 製油所プロジェクトの建設費水増し・三井物産、日揮など  3 日本政府の圧力が指摘された電話事業・日本電気、住友商事など  4 出資した石油化学産業は赤字続き・丸紅、昭和電工など  5 住民の土地を奪うパルプ工場への関与・OECF、日本製紙など  6 ファミリー企業の電力事業参加・輸銀、三井物産など エピローグ 新・正副大統領の誕生と腐敗政治からの脱却  1 ワヒド大統領とメガワティ副大統領  2 大統領選挙絡み?のバリ銀行スキャンダル  3 腐敗した開発政治からの脱却

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